2022.3.5
2022年3月12日 日本韓国語教育学会(JAKLE)2022年度 第1回 定例役員会議事要録
・日時 2022年3月5日(土)午後1時30分~4時30分
・場所 Zoomによるオンライン会議
・出席者:
・出席者:呉英元顧問、姜奉植名誉会長、文嬉眞会長、印省煕監査、金世徳筆頭副会長、徐寅錫副会長、睦宗均副会長、酒勾康裕総務理事・財務理事、柳朱燕総務副理事、李相穆教育理事、金珉秀研究理事、細田誠司広報理事、崔壮源広報理事兼東北地区理事、李暻洙国際理事、文慶喆編集委員長、李淑炫関東地区理事、權恩熙北海道地区理事、金永鍾信越・北陸地区理事、李銀淑近畿地区理事、李澤熊中部地区理事、鄭鍾熙九州・沖縄地区理事
・委任状提出:呉文慶国際理事、朱炫姝関東地区理事
・欠席者: 池緒媛国際理事、陳慶智国際理事、金昌九北海道地区理事、
役員会の定足数は全役員(第7期26名)の委任状による出席者を含み23名となり、過半数とすることが会則に定められているため本役員会の開催は成立することが確認された。
Ⅰ 報告事項
1. 第7期役員の紹介<会長>
- 会長の紹介により、新任役員(北海道地区理事、近畿地区理事、中部地区理事、九州・沖縄地区理事)を中心に挨拶が行われた。
2. 第12回学術大会終了報告 <第12回大会運営委員長>
第12回学術大会収支報告 <第12回大会運営委員長>
- 第12回大会運営委員長より学会当日(2021年11月7日)の日程、発表者、大会の概観が報告された。
- オンラインにて実施されたものの、発表テーマ等が現状に即したこともあり、参加フォームによる事前申請は75名(うち非会員28名)のほか、発表者、来賓、会員や当日参加を入れると90~100名の参加(オンライン同時入場数の最大は70名程度)があったと見られるとの報告があった。
- 次回以降の反省点として、指定討論者は発表者以外にすること、臨時役員会の開催方法について挙げられた。
- 続いて、大会予算の収支報告が行われた。大会運営費用200,000円のうち、主にZoom使用料、大会刊行費用、大会誌発送費用、等の支出があり、総費用191,412円となり、残額8,588円は学会口座に返金済であることが報告された。
- 大会誌発送決定のプロセスに関わる質問があり、今後、役員会の承認を経ながら進めていくことが確認された。
3. 第12回総会報告 <総務理事>
- 第12回学術大会終了後、引き続き17:50~18:00にオンラインにて会員約30名が参加して総会が実施されたことが報告された。総会時には2021年度収支経過報告、学会誌第11号刊行経過報告、第7期学会長および監査の選出が実施された。
4. 学会誌「韓国語教育研究」第11号の刊行及び送付等 <編集委員長>
学会誌「韓国語教育研究」第11号の収支報告等 <編集委員長>
- 編集委員長より、第11号の刊行に関連し次の報告が行われた。
- 研究論文8本、寄稿論文3本
- 発行費として15万円掛かり、当初予定していた10万円より5万円が超過され、学会予算より補われた。
5. 2021年度収支決算報告 <監査>
- 監査より、2021年度収支決算報告が行われた。
- 収支金額は収支報告書と合致するとの報告がされた。しかし、学会誌刊行費の不記載について質問があり、財務理事より学会誌刊行遅延に伴う予算年度の繰り越しをする予定であることの説明がなされたが、該当年度内に収めることで確認が取れた。
- 収支報告書の修正を行い、メールにて再度確認を取ること、その際には後日学会ホームページに期間限定で公開する際には会員より誤解のないよう作成することが提言された。
6. 年会費入金状況 <財務理事>
- 財務理事より以下の内容が報告された。
- 登録会員数:167名(前年度比11名増)、賛助団体2団体(朝日出版社、駿河台出版社 増減なし)
- 2021年度年会費納付人数・団体数:52名(一般会員46名、学生会員6名)・賛助団体2団体
- 2019年度以降、3年以上会費未納人数: 74名(前年度比24名増)
- 上記内容につき、会員数に応じた支出が必要であるとの意見が出された。
7. 各役員からの報告等 <各役員>
- なし
8. その他
- なし
Ⅱ 協議・審議事項
1. 2022年度学会暦(案)について <会長>
- 会長より、案の説明後、学会暦に基づいて実施されることが承認された。
2. 第7期事業案
2.1. 第7期事業案について<会長、副会長>
- 会長より、学会の現状の確認の後、学会の主要業務を3つ(学術大会、学会誌編集、学会運営)とすることが提示され、それぞれを委員会(学術大会運営委員会、編集運営委員会、学会組織運営委員会)として置くこと、各業務について役員それぞれが業務分担を行うことが提案され、これらを二元的(会長団会議、役員会)な運営体系の案が提示され、承認された。
- 続いて各委員会における業務の説明が行われ、承認された。
・学術大会:定例学術大会開催および大会誌作成、国際学術大会の開催、国内外学会との共同事業、地域研究会の活性化(副会長:大会運営委員長、大会準備委員長、総務理事、広報理事、教育理事、国際理事、地区理事)
・編集運営委員会:論文編集システムの改善、学会学術(論文)賞について、学術賞選考委員会について(副会長、編集委員長、編集委員、研究理事、学会学術賞選考委員会)
・学会組織運営委員会:役員組織改編、会員管理および拡大、ホームページリニューアル、学会会則の改正(副会長、監査、総務理事、広報理事、地区理事)
・会長は3つの委員会の統括を行うこととする。
2.2. 第7期役員の組織化:業務内容・分担の確認<会長>
- 会長より、以下の点につき説明がなされ、承認がされた。
- 大会につき、従来用いていた名称である「大会委員長」を「大会準備委員長」とし、また、副会長を「大会運営委員長」とする。
- 上記2.1.で提示された委員会の構成員案が提示され、一役員は一委員会に入ることが提案された。なお、年度により役員の移動があることの補足が説明された。
- 今後、委員会別に会議が行われ、各事業に取り組まれることになると説明がされた。
3. 2022年度学会予算
3.1. 2022年度学会予算(案)について <会長>
- 予算案が提示され、承認されたが、ホームページリニューアルに伴う予算については、現在確認中の項目もあるため、作成については未定としてある。
- 今後、Ⅰ報告事項5. 2021年度収支決算報告がされた通り、今後修正がされた場合、若干の変更が行われる場合がある。
3.2. 第13回学術大会開催等に関わる予算申請
<第13回大会運営委員長、大会準備委員長>
- 本件については次項4.と合わせて審議されることになったため、該当項目を参照。
3.3. 学会誌第12号刊行等に関わる予算申請、第12号への投稿案内及び刊行等について
<編集運営委員長・編集委員長>
- 編集委員長より、今期より学会誌刊行にあたり編集委員長が統括、および実務を担当することの説明が行われ、学会誌発行として例年通り15万円が申請され、承認された。
- 学会誌刊行にあたり、次の点につき、従来の体制に変更がされる説明がなされた。
・編集委員は別途構成される。
・投稿者に対する査読費を廃止し、投稿料のみ受け取ることとする。
(「学会誌投稿・寄稿規程:のうち、「8. 論文投稿時に査読料(5千円)を学会口座に振り込むこと。」について今後「編集運営委員会」で審議)
・査読は論文一本につき3名の外部の査読者に編集委員長より査読費なしで依頼する。
・編集委員長が総括、査読は外部に依頼をすることが原則
- 上記説明に対し、10本の投稿があった場合、30名に査読を依頼することになるが、これが無償で可能かとの質問があったが、編集委員長の責任のもと行うとの回答がなされた。また、この過程において、編集委員に諮問を受けながら進めることが確認された。
4. 第13回学術大会について <大会運営委員長・大会準備委員長>
- 事業計画の策定が行われ、次の内容にて実施していくことが承認された。
・開催会場校は愛知学院大学とするが、開催方法はハイブリッド型とするが、今後の状況に応じてオンライン型または対面型の実施も視野に入れ、7月役員会にて決定する
・開催予定日時は2022年11月5日(土)9:00~18:00とする。
・予算は例年通り学会より20万円の運営費用が充てられる(上記、3.2. 第13回学術大会開催等に関わる予算申請と関連)が、ハイブリッド型により変更が生じる可能性のあることが説明された。
・今後、運営委員長、大会準備委員長、運営委員により大会テーマ、基調講演、ラウンドテーブル等について具体的に詰めていくことが確認され、検討内容については役員会にて報告することが確認された。
5. その他
5.1. ホームページ改変について、大阪韓国文化院韓国語教師研修会への協力について
- 広報理事より、サーバーに関する運営、および国際韓国語教育学会のホームページ運営例が示され、今後本学会のホームページに必要な機能(会員管理、ログイン、学会論文のダウンロード等)を検討していくことが確認された。
- 睦副会長より、大阪韓国文化院韓国語教師研修会への協力について提案され、承認された。内容は次の通りである。
・研修名:2022年西日本地域韓国語講師ワークショップ
・開催時期:2022年8月末
・開催場所:大阪韓国文化院
・対象人数:50~60名(最大100名)
・研修内容:韓国語教授法等、事前のニーズ調査に基づいたプログラム構成を行う
・主催団体につき、本学会、および朝鮮語教育学会の二学会共同開催が条件であるが、一学会の場合は大阪韓国文化院が主催することになる。
・研修時の講義は講師1名あたり90~120分の講義時間となり、3~4名に依頼することになる(二学会から2名程度ずつ講師となる予定)。
・なお、実施に向けて学会会員にアンケートを実施することが承認された。
- その他、次の項目について話された。
・学会誌の要旨の言語の統一性が提議され、運営委員会にて諮ることが確認された。
・学術大会を国際学術大会とするためには日本、韓国以外の国(国家)も入れる必要があるとの意見が出された。
・会員に送るメッセージを頻繁にする必要性が提議され、今後、ホームページのリニューアルのタイミングに合わせて行っていくことが確認された。
・学会ホームページに学会事務局の住所とメールアドレスを入れることの可能性について質問があり、掲載可能であることが確認された。
以上