2023.3.6

日本韓国語教育学会(JAKLE)
2023年度 第1回 定例役員会議事要録(案)

・日時 2023年2月27日(月)午後1時00分~4時00分

・場所 Zoomによるオンライン会議

・出席者:呉英元顧問、文嬉眞会長、印省煕監査、金世徳筆頭副会長、徐寅錫副会長、睦宗均副会長、柳朱燕副総務・財務理事、李相穆教育理事、金珉秀研究理事、細田誠司広報理事、崔壮源広報理事兼東北地区理事、李暻洙国際理事、文慶喆編集委員長、李淑炫関東地区理事、朱炫姝関東地区理事、權恩熙北海道地区理事、金永鍾信越・北陸地区理事、李銀淑近畿地区理事、李澤熊中部地区理事、鄭鍾熙九州・沖縄地区理事

・委任状提出:酒勾康裕総務理事・財務理事、呉文慶国際理事

・欠席者:姜奉植名誉会長、池緒媛国際理事、陳慶智国際理事、金昌九北海道地区理事

◎役員会の定足数は、全役員(第7期26名)による出席者及び委任状を含み22名となり、過半数以上であることにより、本役員会の開催は成立することが確認された。

Ⅰ 報告事項
1. 第13回学術大会終了報告 <学術大会運営委員長、第13回大会準備委員長>
第13回学術大会収支報告 <学術大会運営委員長、第13回大会準備委員長>
1.1.準備概要
第13回学術大会のため学術大会運営委員会を4回開催した。大会テーマの設定後、役割分担の準備を行った。
①大会テーマ:学術大会運営委員会
②基調講演・指定討論者:学術大会運営委員(国際理事、第13回学術大会準備委員長)
③研究発表(14件)
④支援団体(3団体):韓国国際交流財団(KF)・愛知学院大学・(一社)日韓経済文化交流協会
:学術大会運営委員(第13回学術大会準備委員長、学術大会運営委員長)
⑤大会誌:学術大会運営委員(副総務理事)
⑥会場運営:第13回大会準備委員(名古屋チーム)、学術大会運営委員
⑦その他:大会誌参照
1.2.実施概要
①日時:2022年11月5日(土)09:00~22:00
②場所:愛知学院大学 名城公園キャンパス
③形態:ハイブリッド型
④参加者数:131名(対面参加者:62名・オンライン参加者:69名)
⑤懇親会:42名
1.3.収支報告
①収入額:939,300円
②支出額:834,551円
③残額(繰越額):104,749円
※詳細は報告書(資料)を画面共有し説明した。

2. 第13回総会報告 <総務・財務理事>
- 第13回学術大会終了後、引き続き17:00~17:30に会員75名(対面:50名、オンライン参加:25名)が参加して総会が実施された。2022年度収支経過報告及び学会誌第12号刊行経過報告が行われた。

3. 学会誌「韓国語教育研究」第12号の刊行及び送付等 <編集運営委員長>
学会誌「韓国語教育研究」第12号の収支報告等 <編集運営委員長>
- 編集運営委員長より、第12号の刊行に関連し次の報告が行われた。
- 寄稿論文2編、研究論文6編があり、寄稿論文1編は招待論文であったため、投稿費は7万円であった。
- 発行費として15万円の支出中、投稿費の7万円と学会予算から8万円が補われた。
- 150部を発行し、国内98部・国外5部の103部送付、その内5部の返送があった。

4. 2022年度収支決算報告 <監査>
- 監査より、2022年度収支決算報告が行われた。
- 2022年度の会計監査に当たり、財務理事2人と監査1人が対面(於:愛知学院大学名城公園キャンパス)で、領収書や通帳などを確認した。すべての収入と支出の流れの把握のため、監査は対面で実施することが望ましいと評価した。しかし、監査作業の際に発生する交通費について学会予算から支出できるかの議論がなされた。
監査より、2022年度学会収支報告書は領収書等に基づき監査が行われ、予算の適切な執行が行われたことの報告がなされた。

5. 年会費入金状況 <総務・財務副理事(会計)>
- 副総務・財務理事より以下の内容が報告された。
- 登録会員数:187名(前年度比19名増)、賛助団体5団体(前年度比3団体増)
- 2022年度年会費納付人数・団体数:87名(一般会員75名、学生会員7名)・賛助団体5団体
- 2020年度以降、3年以上会費未納人数: 84名(前年度比10名増)
- 上記内容につき、会員数に応じた支出が必要であるとの意見が出された。

6. 各役員からの報告等 <各役員>
なし

7. その他
なし

Ⅱ 協議・審議事項
1. 2023年度学会暦(案)について <会長>
別紙①「2023年度学会暦(案)」をもとに説明し、承認された。

2. 2023年度学会予算(案)について <会長>
別紙②「2023年度学会予算(案)」をもとに説明が行われたのち、各運営委員長による各案件の説明及び承認がなされた。
2.1. 「2023春季国際学術大会(INK&JAKLE共同開催)」及び「第14回定例学術大会」開催等に関わる予算申請 <学術大会運営委員長、第14回大会準備委員長>
2.1.1. 2023春季国際学術大会(INK&JAKLE共同開催)
本学会(JAKLE)は会場利用料を負担することになり、会場利用料は基本的に大会参加費で賄うことにするが、不足分は学会予算から補うことが認められた。
2.1.2. 第14回定例学術大会
第14回定例学術大会の運営資金として20万円を申請及び承認された。さらに、外部の支援団体にも申請(交渉)することにした。
2.2. 学会誌第13号刊行等に関わる予算申請、第13号への投稿案内及び刊行等について
<編集運営委員長>
13号予算は215,000円を申請し、承認された。今後のスケジュールとして投稿案内は2月、エントリ締め切りは6月30日、論文提出の締め切りは7月31日にし、10月末の学術大会で配布計画であることを報告した。
2.3. 学会ホームページリニューアル等に関わる予算申請 <学会組織運営委員長>
‐細田理事から、現在作成中の新しい学会ホームページについて簡単な説明があった。
‐睦副会長から、学会のホームページの作成とともに、今後HPを誰がどのように運営するのかという問題についての指摘があり、そのルール作り及び学会ホームページリニューアルに伴う諸問題に対応するための特別なタスクフォース(TF)チーム結成の提案がなされ、承認された。
‐広報理事の崔壯源理事をチームリーダーとし、次回の役員会においてその結果についての報告が行なわれる予定である。
2.4.名誉会長の退職に伴う学会書籍の送付について<会長>
‐広報理事の細田理事が姜奉植名誉会長の勤務先(岩手県立大学)に訪問し、学会関連書籍を現会長の勤務先(愛知学院大学)へ送付することにした。その際の郵送予定額20,000円を予算から支出ことが承認された。
3. 「2023春季国際学術大会(INK&JAKLE共同開催)」及び「第14回定例学術大会」について
<学術大会運営委員長、第14回大会準備委員長>
3.1. 2023春季国際学術大会(INK&JAKLE共同開催)の経過報告
①2023年6月10日(土)
②場所:愛知学院大学 名城公園キャンパス(予約済)
③大会テーマ:決定
④基調講演者:決定
⑤研究発表(本学会)募集(案内済)
※今後の準備は学術大会準備委員会(共同)にて協議していく。
3.2. 第14回定例学術大会
①2023年10月28日(土)
②場所:APU(立命館アジア太平洋大学・別府市)
③第14回学術大会準備委員長(鄭鍾熙理事)は第14回学術大会準備委員会を構成する。
④学術大会運営委員長は委員会を開催しプログラム(大会テーマ、基調講演、研究発表等)を作成する。

4. 学会会則の変更のためのTFチームについて<学会組織運営委員長>
‐睦副会長から、現在運営中の学会組織に合わせるための学会会則変更が必要であることの説明があった。また、学会通帳開設に伴う会則変更が必要であることの報告があった。
‐また、学会会則変更の際には中長期的な観点から「日本学術会議協力学術研究団体」に登録を見据えた会則変更も必要であることから、会則変更を検討するための特別なタスクフォース(TF)チーム結成の提案があり、役員会において承認された。
‐睦副会長をチームリーダーとし、次回の役員会にてその結果を報告する予定である。

5. 学会誌刊行遅延の理由及び改善点(査読の変更事項審議)について
<編集運営委員長・編集委員長>
‐査読者3名に査読を依頼することに負担がかかり、第13号からは「査読者を2名にする。ただし、二人の意見が違うときは別の査読者1名に依頼する。」という内規の変更に関して審議が行われ、役員会で承認された。
‐学会誌の透明性について話し合われ、編集運営委員会を開き、論議することになった。

6.その他
‐2022年度の会計監査が対面で行われた際、発生した交通費については印省煕監査により今回に限り自費負担にすることの意思表明がなされた。しかし、次回から学会の業務で出張が行われる場合、学会長の承認のもとで学会予算からの執行が提案され、出張費の実行が承認された。
以上