仲秋の候、会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。ご多忙中にもかかわらず、さる11月11日(土)と12日(日)に立命館アジア太平洋大学で開催されました「第14回国際学術大会」に、多くの皆様のご参加をいただき、心より感謝申し上げます。学会長を務める者として、皆様の熱心なご参加に深く感謝いたします。
 今回の学術大会主題が「技術革新時代における韓国語通翻訳と韓国語教育」であり、韓国外国語大学大学院教授のLIM Hyeong-Jae先生による「AI時代の韓国教育」の基調講演が行われ、対面参加者54名とオンライン参加者20名の皆様が、様々な視点から熱心に聞き、貴重な知識と洞察を共有されました。また、学術発表者18名の皆様には、その専門知識と研究成果をご披露いただき、大変有意義な学術的交流を実現することができました。
 特に12日に開催された「韓国語教育とICTの活用」に関するワークショップでは、活発な意見交換が行われ、多くの示唆に富んだ議論が展開されました。これらの議論と共有された知識は韓国語教育の未来に向けて重要な示唆をもたらすものであると確信しております。
 最後に学会が成功裏に終了したのも、皆様のご協力とご参加のおかげでございます。
また、学術大会運営・準備委員並びにご後援機関の多大なるご協力に改めて心からの感謝を申し上げます。今後とも、日本韓国語教育学会は韓国語教育の向上と発展に努め、皆様と共に歩んでいくことを心より願っております。

 2023年11月吉日 日本韓国教育学会 会長 文嬉眞