初夏の候、会員の皆様におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。ご多忙中にもかかわらず、「2023特別国際学術大会」に対面およびオンラインでご参加いただき誠に有り難うございました。
 去る6月10日(土)に愛知学院大学名城公園キャンパスにて行われました「JAKLE&INK 2023特別国際学術大会」は、本学会創立以降、他の学会との共同開催は初めての試みでしたが、学術大会運営・準備委員並びに会員の多大なるご協力を持ちまして成功裏に終了することができました。また、本大会は、日本(JAKLE)から49名、韓国(INK)から51名の対面参加者とオンラインでは約100名を超える参加者がいらしたことをご報告し、改めてお礼申し上げます。
 午前の部は第1分科から第5分科の研究発表、午後の部は基調講演2本、主題討論並びに第6分科から第10分科の研究発表と続いた今回の大会には、韓国と日本をはじめとして中国、オーストラリア、ベトナムからも対面とオンラインで参加して頂きました。さらに、関東・関西地域のハングル学校連合会も参加し、日本における韓国語教師教育に関する多様な観点からの意見が出され、活発にコミュニケーションを取り合う場となりました。
 本大会を終え、改めてこれからの本学会が将来に向けて進む方向性と可能性が垣間見えたような気がいたします。
 最後に今回の「JAKLE&INK 2023特別国際学術大会」を後援していただきました駐名古屋大韓民国総領事館、韓国国立国語院、韓国世宗学堂、愛知学院大学に厚くお礼申し上げます。11月11日に行われます「第14回国際学術大会」の会場(立命館アジア太平洋大学-大分県別府市)で会員の皆様にお会いできることを心よりお待ちしております。皆様の多くのご支援、ならびに積極的なご参加を受け賜わりますようお願い申し上げます。

2023年6月 吉日 日本韓国語教育学会 会長 文嬉眞